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ワークショップ型研修サービスを開始 明治産業


週刊経済2025年9月24日発行号

アートを用いて

LPガス供給、不動産事業の㈱明治産業(福岡市中央区薬院1丁目、明永喜年社長)は9月から人材育成や組織開発プログラムとして、アートを用いたワークショップ型研修サービスを開始した。

同社はこれまでに内定者研修や全社員を対象にしたチームビルディング研修、SDGs研修などで、アーティストを招きアートを取り入れたプログラムを実践。業績や生産性という見える成果だけでなく、持続可能な組織づくりに力を入れてきた。独自の研修ノウハウが蓄積されてきたことから、他社や自治体、教育機関向けに、内定者や社員研修、次世代リーダー層、中堅・管理職層、チーム全体の関係構築づくりなどを展開する。10~100人規模に対応し、依頼先の会議室や研修室、外部施設などに出張。事前ヒアリングをもとに適したアーティストを選定するなど課題や要望に応じたオーダーメードのワークショップを実施する。人数や内容により異なるが、時間は60分、半日、終日など柔軟に対応。研修料金の目安は一日12万5千円を設定している。同サービスにおける同社専任社員1人を配置している。明永社長は「現代の組織が直面している課題は正解のない問いが中心。挑戦する力、立ち直る力、想像力や共感力、コミュニケーション力を養い、組織の土台を育てるためのプログラムを展開していく」と話している。