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ユアーズ運営14店をスーパー大栄に承継  広島市のイズミ


19年3月1日付で

商業施設「ゆめタウン」などを展開する㈱イズミ(広島市東区、山西泰明社長)は11月17日、傘下でスーパーマーケット経営の㈱ユアーズ(広島市東区、根石紀雄社長)が運営する九州・山口北西部の14店舗を、同じくグループ会社でスーパーマーケット経営の㈱スーパー大栄(北九州市八幡西区中須1丁目、松本淳社長)に承継すると発表した。
グループ会社のスーパーマーケット事業強化の一環で、同一地域内での店舗運営を一元化することによる経営効率化と体制強化が狙い。内訳は山口6店、福岡8店。会社分割で承継する吸収分割契約を1月7日付で締結する。効力発生日は3月1日の予定。この営業エリア統合で、北九州・山口北西部地区はスーパー大栄、その他の中国地区はユアーズに集約。このほか、熊本地区は㈱ゆめマート、徳島地区は㈱デイリーマートの運営とし、各社の経営資源を効率的に運用していく方針。承継後のスーパー大栄運営店舗は34店体制となる。
ユアーズ(吸収分割会社)は1979年5月設立。資本金1億円。2018年2月期の営業収益は410億8100万円。店舗数40(18年8月末)。スーパー大栄(吸収分割承継会社)は71年2月設立。資本金1億円。18年2月期の営業収益は169億5000万円。店舗数20(同)。同社は「今後はより一層地域密着型の店舗運営が可能となり、店舗競争力が高まるとともに、店舗運営の効率化によるコスト削減が期待できる」と話している。

2018年12月18日発行