NEWS

モーションキャプチャーの新アプリ ネクストシステム


データの二次利用可能に

ソフトウェア開発の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻3丁目、藤田義生社長)は9月5日、スマートフォンのカメラで撮影した人物の動きをキャラクターに反映するアプリをリリースした。
製品名は「ミチコンPlus」。現実の人物や物体の動きをデジタルで記録するモーションキャプチャーは、通常は対象にデバイスを装着して複数台のカメラで撮影する必要があるが、同社で開発している骨格座標の検出技術を用いてスマートフォンカメラ1台で手軽に人物の動きが反映できる点が特長という。アプリストアで公開しており価格は無料だが、月額360円のPRO版へアップデートすることでキャラクター変更が可能になり、モーションデータをCSVファイルで保存してメールに添付できるなど二次利用ができる。バーチャルのキャラクターを使って動画配信する人の利用や手軽なアニメーション制作をする人の利用が想定される。
同社は「以前リリースしたモーションキャプチャーアプリに対して利用者から要望があったキャラクター変更機能などを今回のアプリに追加した」と話している。
同社は2002年8月設立。資本金8075万円。従業員数55人。

2019年9月18日発行