メディア向け生成ＡＩ研修を共同開発　ユニゾンシステムズとリチカ

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週刊経済2024年10月23日発行号

個人の対応力強化へ

システム開発や映像配信の㈱ユニゾンシステムズ（福岡市中央区荒戸２丁目、今村勉也社長）と生成ツール開発、ＤＸ支援の㈱リチカ（東京都渋谷区、松尾幸治社長）はメディア業界特化型の生成ＡＩプロンプト研修を開発した。
放送事業者や新聞社などメディア業界の、専門的な領域も含めた実務をより円滑に進める上で、１人１人の生成ＡＩに対する理解や実務への対応力を高めたいとの声から開発した。研修期間は２日間で５～６時間程度。１日目は初級の「ＡＩ技術、基本的な使い方や機能を学ぶ」、２日目は中級の「効果的なプロンプトの書き方や応用技術を習得」をテーマにＡＩ実務活用の経験がある講師がオンラインで研修する。研修費用は１人４０万円。現在、申し込み受付中。また、研修前に詳細なヒヤリングでニーズとゴールを把握。受講者の職種やレベルに合わせた独自カリキュラを組む。さらに、講師から業務課題の解決策提案やＡＩの設計など業務活用におけるフィードバックを受けることができる。受講後も継続して学習したい場合のアフターフォローオプションも用意した。研修費用の一部を賄うことができる厚生労働省の人材開発助成金（受講費用を最大７５％削減可能）を、専門の社労士のサポートを受けながら申請することができる。
同社は１９９１年１１月設立。資本金５千万円。従業員７８人。