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マレーシア・クアラルンプールに現地法人 エムスタイルジャパン


原料調達、システム開発拠点に

美容食品メーカーのエムスタイルジャパン㈱(福岡市中央区大名1丁目、稲冨幹也社長)は1月7日、マレーシア・クアラルンプールに輸出入管理とシステム開発を業務とする現地法人を設立した。
美容食品の原料となるツバメの巣を調達する同国に拠点を構えることで、シンガポールや香港、台湾を中心とした東南アジアに進出する。またマレーシアのシステムエンジニアなどの技術者を現地採用し、通販サイトやSNS対策、ウェブデザイン構築などを現地で進め、売り上げ拡大や新商品のブランディングなどに力を注ぐことで日本国内の人手不足に対応するもの。
現地法人の社名は「M STYLE MALAYSIA SND BHD」。資本金は1000万円。従業員3人体制でスタートし、今年中に10人体制に増員する。稲冨社長は「ツバメの巣ブランド・Bi–suをウェブで世界中に販売拡大していく。自らハンターとして直接手で採取した信頼おける原料を世界に届けたい」と話している。
エムスタイルジャパンは2011年2月設立。マレーシア産ツバメの巣を原料に美容食品、化粧品を開発販売している。2019年12月期売上高は10億円。稲冨社長は1974年12月11日生まれの45歳。新潟県出身。田川工業高校卒。20歳の時に田川市内で建設会社を設立。趣味はスポーツ。

2020年3月10日発行