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ベンチャー投資ファンドを設立 FVP


週刊経済2025年8月13日発行号

総額100億円

㈱ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門、五島久社長)傘下の㈱FFGベンチャービジネスパートナーズ(FVP、同区大手門、吉田泰彦社長)は、ファンド「FFGベンチャー4号投資事業有限責任組合」を設立し、運営を開始した。

スタートアップ支援を含む地域の新産業創出を目的としたもので、今回が4号目となる。ファンド総額は過去最大規模の100億円で、これによりFVPが運営するベンチャーファンドの総額は約500億円となる。運用期間は12年(最大3年の延長が可能)。運営会社をFVPが務め、福岡銀行が有限責任組合員となる。

投資対象の地域や領域に制限は設けないものの、特にアーリーステージ(プレシリーズA)の企業に最注力する方針。九州を代表するスタートアップや大学発のディープテックスタートアップへ一層積極的に投資するほか、さらなる成長が期待できる既存投資先への追加投資も進めるとしている。