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プログラミングの新カリキュラムを導入  DICT    「PCNももち」を発足


 シニア、子ども向けIT教室や、講師事業を手掛ける(合)DICT(福岡市早良区高取2丁目、工藤洋輔社長)は2月1日から、BASICプログラミング、電子工作の新カリキュラムを導入する。
 同社は、2012年から「iClub」の屋号でIT教室を展開しており、出張のセミナー講師や子ども向けプログラミング講師の養成のほか週4日早良区高取2丁目の自社教室でシニア向け、子ども向け教室を開講。子ども向け教室では現在、画面上に配置されたブロックなどをマウスでドラッグすることでプログラミングすることができる「ビジュアルプログラミング」を中心に教えている。そこで、キーボードで入力して開発する「BASICプログラム」を取り入れたいと考えていた同社と、BASICの教材を使って子供たちにプログラミングを広めることを目的とした全国のプログラミングクラブネットワーク「PCN」(福井市、松田優一代表)の狙いが一致。同ネットワークの百道、藤崎、西新拠点として、1月6日に「PCNももち」を発足し、PCNが取り扱っている教材「IchigoJam(イチゴジャム)」を導入した。イチゴジャムとは、BASICプログラミングや電子工作ができる簡易パソコンで、その基盤をモニター、キーボードと接続して使用する。iClubでは、まず6セットを設置。通常は教室に通う生徒に教えるが、学校の長期休暇期間中などは90分3000円前後で、単発のイベントなども開催する予定。
 同社は2015年7月設立。資本金は100万円。