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プライベートジェット機利用の空港ウェディング事業 ココシスほか4社 9月をめどに有明佐賀空港で開始
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コンサルティング事業の株式会社ココシス(福岡市中央区天神2丁目、佐藤友照社長)ほか4社は、9月以降をめどに有明佐賀空港でプライベートジェット機を利用した空港ウェディング事業を開始する。
これは佐賀空港の活性化事業として提案しているもので、挙式、披露宴、2次会を空港施設内で実施し、参列者の見送りを受けながら新郎新婦がプライベートジェットでハネムーンに旅立つという新しいウェディングプラン。株式会社ココシスの航空事業部ほか、航空機材提供・運行の株式会社ジャパン・ジェット・チャーター(東京都)、ウェディングプランニングの有限会社美遊、機内アテンダント業務の株式会社スカイブリッジの4社がプロジェクトを組み準備を進めているもの。
空港ウェディングはこれまでにも中部国際、神戸、関西国航空などで実施され、現在は人気のウェディングプランになっているが、プライベートジェットを加えたプランは全国でも初めて。プライベートジェットは、所有者が使用しない期間を一般に貸し出すもので、事前に予約しておけば待ち時間が少ないなどの利便性の高さからアメリカなどでエグゼクティブ層を中心に利用が進んでいる。日本ではプライベートジェットは10数台しかないが、所有者と借用契約を結び事業化している株式会社ジャパン・ジェット・チャーター(東京都)が同プロジェクトに参画したことで、「これまでの空港ウェディングプランに付加価値を追求することができた」という。
利用料金は披露宴、2次会、ジェット機利用などのトータル概算で450万円から。早ければ9月中にもスタートし、今年中に3組程度の利用客を見込む。ココシスの釘宮取締役は「プライベートジェットを利用したビジネスには大きな可能性がある。将来的には佐賀以外の空港ともタイアップし、事業拡大を目指していきたい。また、経営者層などを集めて、海外視察旅行なども提案していきたい」と話している。

