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フェラーリのレンタカー事業開始  アルマ館    料金は1日8万6,000円


 「スーパーカー広告」などの広告代理業を手がける有限会社アルマ館(福岡市城南区神松寺2丁目、中村英哉社長)は、10月からフェラーリのレンタカー事業を開始した。
 これは「スーパーカー広告」などを展開するなか、「男なら一度は、あのコクピットでステアリングを握ってみたい」といった意見・要望が多かったことから開始した新規事業。同社によると「同業他社に比べ半額以下の価格設定」というリーズナブルな料金が最大の特徴で同乗者運転契約といったオプションや短時間レンタルなど他社に無いサービスも提供。レンタルするのは同社所有のフェラーリ360モデナF1で、F1マシンと同じF1マチック仕様(ノークラッチ)で、「オートマ限定免許所有者でも安心してドライブすることができる」という。料金は1日(24時間)8万6,000円(税別・保険料込み)で、同乗者が運転できる追加契約が4万円(同)。また、現在オープニングフェアとして期間限定で、2時間3万円(同)という短時間レンタルや助手席クルージングサービスなども提供する。ゆとりのある団塊の世代を中心に、記念日や思い出としての利用を想定。月に5~10件の貸し出しを目指す。
 中村社長は「誰もが憧れる赤い跳馬、フェラーリ。その流麗なフォルムや野獣のようなパフォーマンスをぜひ堪能してほしい」と話している。
 同社は04年9月設立。資本金300万円。
 中村社長は福岡市出身。私立泰星高校中退。20代で独立し、飲食店を経営後(1店は継続)、同社設立。趣味は旅行。