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フィンランドのトゥルク応用科学大学と提携 中村学園大学


海外37校目、欧州では初

中村学園大学(福岡市城南区別府5丁目、甲斐諭学長)は、8月21日にフィンランドのトゥルク応用科学大学(ヴェサ・タアティラ学長)と教育・学術交流協定を締結した。
海外大学との提携は37校目で、ヨーロッパの大学とは初めて。8月21日には甲斐学長が同大を訪問して調印式を開き、協定書を取り交わした。同大とは2017年度から教育学部との共同研究プログラムの実施に伴い、学生の派遣や受け入れをしており、すでに具体的な交流を始めているという。
トゥルク応用科学大学は首都ヘルシンキから西へ約120㎞に位置する北欧最古の都市トゥルク市に立地する国立大学で、1992年に設立。フィンランド最大の高等教育機関で、自然教育を取り入れた応用科学の主要大学の一つ。アーツアカデミー、エンジニアリングとビジネス、健康と幸福(保健福祉学部)の分野で学部を持ち、学生数は約9300人。海外からの留学生数は約350人。日本ではほかに兵庫医療大学、京都精華大学、長岡工業高等専門学校などと提携している。

2019年9月18日発行