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ビートルの燃油サーチャージ2百円値上げ  JR九州高速船    5月1日から7百円に


 博多―釜山港で高速船ビートルを運航するJR九州高速船株式会社(福岡市博多区沖浜町、丸山康晴社長)は5月1日、運賃に上乗せして徴収する「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」を、従来の5百円(釜山―博多間75百ウォン)から7百円(同1万ウォン)に値上げする。
 原油価格が上昇傾向にあり、今後も高騰が予想されるため値上げに踏み切った。同料金の値上げは09年以来。同社では過去にも燃料価格の変動に伴い同料金の変更を実施してきた。08年7月には同運賃を一時2千円まで引き上げ、市場価格が落ちつきを取り戻すと段階的に値下げし、09年4月には乗客増を見込み一時0円まで引き下げた。
 同社では「燃料サーチャージは市場価格に反映されやすい。安定すれば早急に値下げに対応したい」と話している。高速船ビートルは91年の就航以来350万人(2009年6月1日現在)が利用している。