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バイタルデータの自動転送通信機器を発売 アクティブ・エイジ


初年度100施設の導入目指す

介護事業所向けソフトウエア開発の㈱アクティブ・エイジ(太宰府市石坂1丁目、篠原明美社長)は4月1日、バイタルデータを電子カルテに自動転送する通信機器を発売する。
名称は「AVIS(アービス)」。パソコンのUSBポートに専用レシーバーを差し込むと、Bluetooth(無線通信技術)機能搭載の血圧計や体温計などからバイタルデータが自動で電子カルテに転送される仕組み。価格は15万円(税抜)。同社が販売元となっている日本精密測器㈱(群馬県)製の上腕式の血圧計、体温計、パルスオキシメータ(動脈血酸素飽和度と脈拍数を測定する装置)のセット9万千円(税抜)、手首式の血圧計、体温計、パルスオキシメータのセット9万円(税抜)も販売する。対象は病院。初年度100施設の導入を目指す考え。篠原社長は「まずは県内の病院を中心に導入を進める。日常業務の効率化に役立ててもらいたい」と話している。
同社は2009年1月設立。資本金3000万円。売上高3億5900万円(19年3月期)。従業員70人(パート含む)。09年から太宰府市石坂1丁目で住宅型有料老人ホーム「シルバーライフ梅の里」を運営している。

2020年3月17日発行