バイオベンチャー支援企業を１社選定　筑邦銀行

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週刊経済2025年9月24日発行号

東京のＶＬＰＴジャパン

㈱筑邦銀行（久留米市諏訪野町、鶴久博幸頭取）は、バイオベンチャー企業の育成を支援する「第１５回ちくぎんバイオベンチャー研究開発大賞」に、VLP Therapeutics Japan㈱（東京都港区、赤畑渉社長）を選定した。

同賞は、福岡県と久留米市が連携して推進する「福岡バイオバレープロジェクト」に同行が賛同し、２００６年に創設したもので、今年で１５回目。地域産業活性化への貢献を目的にバイオベンチャー企業の育成を支援している。

受賞したVLP Therapeutics Japanは久留米リサーチ・パーク（同市百年公園）に研究所を構え、ウイルスを模した疑似ウイルス粒子（ＶＬＰ）と、ウイルスのｍＲＮＡ複製機構を利用した自己複製ＲＮＡの設計・作製技術を基盤とし、各種感染症ワクチンの研究開発を手がけている。