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ハラスメント対策を解説した著書の第3版発行 明倫国際法律事務所の田中代表
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週刊経済2025年10月29日発行号
関連セミナーも好調
明倫国際法律事務所(福岡市中央区天神1丁目)の田中雅敏代表弁護士は年内をめどに、著書「パワハラの該当性」の第3版を発行する。
ハラスメント対策の相談が増加していることを背景に、正しいパワハラの情報を身につけてもらう指南書として今年1月に発売した著書。仕事の指導ができず、職場の生産性が下がるなどして悩む企業を中心に人気を博しており重版が決まった。ハラスメントの境界線や職場の生産性を向上させる取り組みと考え方を、100の裁判例を分析し事例を交えて解説。活力ある職場へと導くための適切な知識やコミュニケーション術をつづっている。
田中代表は「とくに中堅企業はやればやるほど何が正しいのか分からなくなり、閉塞しているケースも見られる。発行をきっかけに関連の研修やセミナーの依頼が大手企業から急増しており、年間3万人の前でレクチャーした」と話している。
同事務所は2010年1月開業。従業員約70人。決算期は12月。

