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ネーム刺繍・補正業務の内製化を強化  チヨダ    刺繍ミシンを増設し作業能力を2倍に


 企業ユニフォーム販売業の株式会社チヨダ(福岡市南区塩原2丁目、山口進社長)は、今後ネーム刺繍や裾上げなどの補正業務の内製化を強化する。
 これまで同業務は制服納入事業の付帯業務として外注中心だったが、コスト削減と納期短縮を目的に、昨春、本社内に専用工房を開設。テスト期間を経て段階的に事業の内製化の比率を高めてきた。
 そして人員確保を含め安定的な生産体制が整ったことから、12月12日には二頭式の刺繍ミシンを新たに導入。作業能力をこれまでの2倍に高め、制服やユニフォームの導入・更新時期となる今春の繁忙期に備えた。同社では刺繍・補正コストは売上高の約5%を占めており、内製化の推進で当面はその半分の約3500万円の圧縮を目指す。
 同社は1941年8月創業、72年10月設立、資本金は1000万円。2014年7月期の売上高は15億円、従業員数は40人。山口社長は福岡市出身、1954年6月15日生まれの60歳、福岡大学工学部電気工学科卒、趣味はゴルフ。