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テイクアウトメニューの予約システムを開発  スルー


初年度導入目標1千店舗

ウェブシステム開発のスルー㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、西出寿也社長)は10月9日、飲食店向けシステム「テイクアウト予約.com」をリリースした。
テイクアウトメニューの受注がアプリ上でできるシステム。テイクアウト利用者側が商品を選択し、受け取り希望時間を入力すると、店側にプッシュ通知やメールで注文確認が届く仕組み。利用者は注文の際に相手に気を遣わず予約ができるほか受け取り時間が読める。店舗は混雑時の電話対応を省略できるため、作業の中断を免れるメリットがあるという。初年度導入目標は1千店舗。スルーはアプリ開発や保守といった技術面に特化し、営業面はパートナー企業が担う。
西出社長は「まずは福岡と東京を中心に広めていきたい。予約システムの応用策として、在庫の見積もりにつながれば良い」と話している。
西出社長は福岡市早良区出身。1981年3月25日生まれの39歳。九州大学大学院システム生命科学府修了。趣味は語学の勉強。
同社は2015年8月設立。資本金100万円。従業員は5人。

2020年10月20日発行