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ダイエー六ツ門店跡に複合商業施設  ティーティーエス企画    総工費13億6千万円で


 不動産ディベロッパー、不動産管理、介護、インターネット事業の株式会社ティーティーエス企画(飯塚市有井、野見山俊之社長)は7月29日、久留米市六ツ門町の旧ダイエー六ツ門店ビルを複合商業施設としてリニューアルオープンする。
 場所は国道209号沿い、六ツ門橋交差点角。同ビルは地下2階、地上6階で延べ床面積1万6552平方m。今回は第1期オープンで地下2階は駐車場、地下1階にスーパー「ハローデイ」、地上1、2階にはドラッグストア「サンドラッグ」や百円均一ショップ「セリア」などが入る。3階には250席収容の大型ビュッフェレストランが入居し、九州北部への観光客誘致を図る。また、4階はクリニックなどの医療モール、5階には図書館の分館、託児所、プレイルームを設置、6階には久留米市内の大学のサテライトキャンパス設置を計画している。総改装費は13億6千万円で、うち約6億円は久留米市が国の補助金を利用して支出する。第2期オープンは10月を予定。野見山社長は「ずっと練り上げてきた案件。人が訪れるラインを形成し、街の活性化につなげていきたい」と話している。
 同社は1997年4月設立、資本金千万円、従業員数は25人、売上高十億円。野見山社長は飯塚市出身、1955年2月22日生まれの55歳、佐賀大学経済学部卒、趣味はスキー、ゴルフ。