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ゼネラルアサヒと書類管理で業務提携 福岡倉庫 8月18日付で


 地場大手倉庫業の福岡倉庫株式会社(福岡市中央区多の津二丁目、富永太郎社長)は、書類保管サービスの営業拡大を目的に、八月十八日付で地場大手印刷会社の株式会社ゼネラルアサヒ(福岡市東区松田、松岡弘明社長)と 業務提携した。
 同社は企業・個人向けに契約書、帳票、書類などの保管サービスを展開。一方、ゼネラルアサヒはビジネスコンビニ「キンコーズ」を展開し、「スキャン トゥ ファイルサービス」の名称で書類のデータベース化サービスを提供してきた。両者は営業区域が一致し、書類管理業務 において情報交換を行なう事で相互にサービス補完することが出来るため、営業拡大を目的に業務提携したもの。
 同社では、「帳票類の保管義務期間が延長されたことや管理コストの低減を目的に企業の保管書類需要は伸びていくと考えている」と話している。
 同社は一九四八年十月設立、資本金は一億円、単独売上高は八十二億 円(〇二年十二月期)、従業員数は二百五十人。
 富永社長は福岡市出身で、七二年九月二十三日生まれの三十歳。学習院大学卒。

2003.09.02 発行 週刊経済より