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スクール事業「文章の学校」を開講  チカラ    さまざまな文章上達法を体系化


 出版関連サービス業の株式会社チカラ(福岡市中央区天神2丁目、元木哲三社長)は、4月からスクール事業「文章の学校」を開講した。
 元木社長がこれまで自社の社員や知人向けの勉強会で実験してきた、さまざまな文章上達法を体系化して始めた新事業。相手に伝わり共感を呼び起こす文章を書くための土台となる、基礎的な文章力を向上させるカリキュラム。講義とともに、個別に丁寧に演習を添削することで、文章構成力や書く力、推敲(すいこう)する力を向上させる。
 対象は、広報部やライター、記者など仕事で文章を書く必要のある人から学生やブログなどの文章を上達させたい人まで、文章力向上を願うすべての人。講義内容は(1)文章力を向上させるための3つの秘訣(2)書かないことを決める(自己紹介文)(3)誰に向かって書くのか(ラブレターを書く)(4)文章の基礎的なルール(修飾の順序、読点)(5)文体とは何か(リズムを生み出す)、など半年間で全12回。料金は入学金と資料代(卒業記念誌制作料含む)、授業料の合計5万6千円(税込)。場所は同社が入居するビル「Ibb fukuoka」セミナールーム。クラスAが第1、第3水曜日の午後7時~9時、同Bが第2、第4土曜日の午前10時~12時。定員は各15人。4月からの第1期は締め切ったが、10月からの第2期受講生を募集中。
 同社は2008年設立、資本金百万円、従業員11人(うちアルバイト7人)。書籍の制作、雑誌への寄稿、企業ブランディングなど文章に関わるサービスの他、ダイニングバー「アフター・ザ・レイン」(同区今泉2丁目)を運営している。