NEWS

  • 地域

サービス介助士ドライバーの高級タクシー導入  大稲自動車    料金は変わらず予約制


 タクシー業の大稲自動車株式会社(福岡市東区二又瀬新町、稲員英一郎会長)は、6月からサービス介助士をドライバーとする高級タクシー「クラスA」の運行を開始した。
 車種は同社の一般車両と同様だが、内外装やサービスの面で一般車両と差を付けている点が特徴。ドライバーには、接遇サービスの認定資格である「サービス介助士2級」を取得している社員のみを採用、座席には7インチ液晶TV、DVD、低反発クッションシート、ノートPC・携帯電話用電源などの設備を備えている。導入台数は3台。料金は通常のタクシー料金と同様で、利用は予約制。富裕層向けのハイヤー、記念日の送迎などの用途で利用を広めていきたいとしている。
 稲員会長は「当社が目指すサービスの理想形を突き詰めた。数に限りがあるので、かなり長いスパンでの予約制になると思う」と話している。同社は1950年設立。資本金は1000万円。保有台数は73台。従業員数は180人。年商は7億円。稲員興産グループの1社。