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コンピューターウイルス対策製品の販売開始 富士通九州システムエンジニアリング 3月から


 ソフトウェア開発の株式会社富士通九州システムエンジニアリング(福岡市早良区百道浜二丁目、柴田善次郎社長)は、三月三日からコンピューターウイルス対策製品「WebShield Appliance」の導 入サービスを始めた。
 これは、ネットワークセキュリティ会社の日本ネットワークアソシエイツ株式会社(東京都渋谷区、加藤孝博社長)のウイルスゲートウェイ技術者認定資格を九州地区で初めて取得し、サービス提供を開始いたもの。情報処理振興事業協会の調査によれば、コンピューターウイルスの大半 は、電子メールを媒介してネットワークに侵入するという。同製品は、インターネットと社内ネットワークの境界線であるゲートウェイでウイルスを阻止するほか、迷惑メール対策などにも対応し、最も高精度なタイプでは一時間に十六万通を超える電子メールをスキャン処理できるなどの特徴がある。価格はオンサイト導入サービスが六十万円からで、 「WebShield Appliance」は三タイプあり、七十二万五千円から三百九十八万円。
 同社は一九八一年七月設立。資本金は三億円。二〇〇二年三月期の売上高は二百八億円。従業員は八百六人。

2003.03.11 発行 週刊経済より