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コスト圧縮で経常は予想比2倍  九電工4~9月    完工減で11%減収


 株式会社九電工(福岡市南区那の川1丁目、橋田紘一社長)の10年3月期第2四半期(09年4~9月)連結決算は、売上高が975億500万円で前年同期比11・0%減、経常利益が25億5500万円で同12・2%減の減収減益となった。
 売上高は、期中の完工高が減少したため減少。期首予想比でも約27億円減、利益も前年同期を割ったが、工事原価低減などで収益率が改善し、営業利益は期首予想比約3・5倍の17億6500万円、経常利益は同約2倍、四半期純利益は約7・7倍の15億4600万円となっている。通期では、民間設備投資の手控えが続くなどの環境を鑑み、今回は、当初計画の売上高2381億円(前期比3・0%減)、営業利益55億円(同21・6%減)、経常利益65億円(同20・7%減)、当期純利益37億円(同311・5%増)は修正していない。