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グループ2社と合併し株式会社西鉄グリーン土木に  西鉄土木    本社は福岡市に移転


 西日本鉄道グループで鉄道土木工事・保線などを主業務とする株式会社西鉄土木(久留米市東櫛原町、大淵充博社長)は、10月1日付で道路清掃などの株式会社西鉄ロードサービス(同市東町、王丸徹夫社長)と造園工事などの西鉄グリーン株式会社(福岡市中央区大手門2丁目、庵原孝明社長)を合併し、「株式会社西鉄グリーン土木」に社名変更する。
 3社合併で経営資源を集中し、商品力を強化するとともに事業効率の向上を図る狙い。今後、緑化や水質浄化などの自然環境保全に通じた土木事業者としての強みを生かすとともに、既存事業の品質向上を図り、積極的に事業展開する。合併後の本社は現西鉄グリーン本社に置き、資本金は8400万円。社長は引き続き、大淵社長が務める。従業員は約330人となり、直近の08年度営業収益の単純合算は約38億3700万円。
 西鉄土木は1976年12月設立。資本金4000万円。従業員52人。土木建築の請負業や土木建築資材・環境保全商品の販売などを手がけ、08年度営業収益は16億3400万円。西鉄ロードサービスは76年12月設立。資本金2000万円。従業員247人。道路の清掃や有料道路の通行料金収受業務などを手がけ、08年度営業収益は13億2100万円。西鉄グリーンは72年3月設立。資本金2400万円。従業員32人。造園工事や土木工事、造園用資材の販売、貸鉢業の販売などを手がけ、08年度営業収益は8億8200万円。