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クリニック博多の森を小児科に診療変更 　社会医療法人栄光会　　　 波多江院長は栄光病院副院長に

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　栄光病院、亀山クリニックなどを運営する社会医療法人栄光会（糟屋郡志免町別府西３丁目、下稲葉康之理事長）は、９月１日付で志免町別府２丁目の在宅療養支援診療所「クリニック博多の森」（波多江登喜子院長）を小児科クリニックに変更する。
　近年、同クリニック周辺地域における小児科ニーズの高まりを背景に、今回初めて小児科クリニック開設に踏み切った。場所はユニバ通り沿い、空港前３丁目交差点近くの「パークサンリアン博多の森」管理棟内。フロア面積は１２８平方m。クリニックの新名称は「栄光会こどもクリニック」で、新院長に田崎英範医師が就任し、看護師３人、事務スタッフ３人の計７人体制となる。また、波多江院長は栄光病院の副院長兼在宅医療センター長就任が内定しており、診療科目変更後は同病院で引き続き在宅医療を担当する。就任後、栄光病院の副院長職は吉田晋副院長（ホスピス）、井上裕副院長（外科）に次いで３人体制となる。
　波多江登喜子（はたえ・ときこ）院長は下関市出身、１９５７年８月２３日生まれの５５歳。私立梅光女学院高校―福岡大学医学部に入学。８４年３月に同大学を卒業後、福岡大学病院第２内科勤務などを経て、９５年に医療法人福岡亀山栄光病院に入職。２００９年７月に栄光会クリニック博多の森院長。
　田崎英範（たさき・ひでのり）医師は嘉穂郡桂川町出身、１９７３年１２月６日生まれの３９歳。福岡県立嘉穂高校―大分医科大学医学部に入学。９９年３月に同大学卒業後、大分医科大学病院小児科、飯塚病院小児科などを経て、０８年１月から１３年７月まで志免総合診療所小児科勤務。８月から栄光会に入職。
　同病院は１９８６年４月にキリスト教主義の病院として前身の福岡亀山栄光病院を開業。９９年９月に特別医療法人栄光会・栄光病院の認可を取得。０９年１２月、社会医療法人に組織変更。職員数は４４６人。外来診療および救急医療、在宅医療・訪問介護、終末期医療（ホスピスケア）などを展開している。