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クラウド型レジシステムを発売 エム企画


週刊経済2023年9月12日発行号

初年度は100店舗導入を目指す

コンピュータシステム設計・開発・販売の㈱エム企画(福岡市中央区荒戸1丁目、松浦昭人社長)は8月1日、自社開発のクラウド型レジシステムを発売した。
自社パッケージシステムは5商品目で名称は「エムレジ」。会計の際にタブレット画面上に設定した商品ボタンをタッチすること、またはシステムと連携したバーコードスキャナーで商品コードを読み取ることで、時間や販売数などがシステムにデータとして蓄積され、商品の在庫管理が容易になる。クラウド型なので飲食チェーンなど複数店舗をもつ事業者は全店舗の商品別売り上げをリアルタイムで把握できる。使用料はレジ1台につき一律月額2千円(税込み)から。1店舗あたりレジ1台の稼働を想定し、初年度は100店舗導入を目指す。タブレット端末やキャッシュドロア(金銭収納箱)、バーコードスキャナーなど周辺機器代は自己負担となる。同社では「1カ月の無料体験を設けているのでお問い合わせいただきたい」と話している。
同社は2000年3月設立。資本金1千万円。決算期12月。従業員10人。