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クラウドファンディングで資金調達 モーベリーホーム


シェルター拡販を目的に

リフォームなどの㈱モーベリーホーム(北九州市小倉南区志井1丁目、田代豪社長)は9月17日から、クラウドファンディングサイト「Ready for」で資金調達を開始した。
自社開発の「お風呂貯水型耐震シェルター」普及のための資金とする。システムバスをシェルター化するフレームタイプで、災害時に避難所となるだけでなく、浴室天井裏に新鮮な水を自動で貯水できる機能を持つ。また、天井裏の余ったスペースは防災グッズなどの置き場としても活用できる。20トンの重さに耐えることが可能で設置費用はリフォーム代プラス50万円。約2・5㎡~4㎡の入り口に対応しており、貯水量は60ℓ、30ℓと貯水なしの3タイプを揃える。同サイトにより認知度向上を目指し、集まった資金はPRイベントやパンフレット制作などの拡販活動に充てる。支援は5000円単位から可能で、支援者には同額の商品券を提供する。商品券は同社のリフォームや建設、不動産、シェルター購入などに使用できる。目標金額は108万円で、調達期間は11月22日まで。田代社長は「熱意をもって取り組んでいく」と話している。
田代社長は小倉南区出身、1974年7月30日生まれの44歳。サイエンス&アーツオブオクラホマ大学休学。趣味はキャンプ。

2018年11月20日発行