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クラウドファンディングで資金調達 ニワカソフト


5月末までに200万円目標

SEO・マーケティング、インターネット広告制作事業のニワカソフト㈱(福岡市中央区清川1丁目、古賀聡社長)は4月1日、ロボット競技の国際大会出場に向けた資金調達を開始した。
クラウドファンディングサイト「FAAVO」を活用した資金調達で、5月末までに200万円の調達を目指す。同社は学生やエンジニアを支援して、技術系人材の雇用促進やプログラミング教育を拡充することなどを目的に、2017年7月に博多区博多駅前3丁目にロボット開発拠点を開設し、学生やエンジニアらで構成した開発チームで競技用ロボット製作に取り組んでいる。
出場を目指すロボット競技国際大会「ロボマスターズ」は、中国のドローン製造最大手DJI社が開催。同チームは昨年日本チームとして初めて出場し、16強の成績を残したが、開発費や設備維持費、チームの中国・深センへの渡航費などがかさみ、宿泊代や部品代を節約するなどしたことが敗因となったことから今回はチームの環境改善やロボットの設備増強を目指し、資金を募る。また、クラウドファンディングを活用することで競技の認知度向上も図る。古賀社長は「返礼品としてさまざまなチームグッズを用意しており、一緒に戦っているような気分になってもらいたい」と話している。
同社は2012年9月設立。資本金500万円。従業員数18人。

2019年4月16日発行