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キャナル新棟早ければ来年度中に着工へ  福岡地所    敷地約1万平方m、延べ床約7万平方m規模で


 地場大手総合デベロッパーの福岡地所株式会社(福岡市博多区住吉1丁目、八木聖二社長)は、同所の商業施設「キャナルシティ博多」の東側に計画している新棟(「第2キャナル」)を、早ければ来年度中に着工する。
 建物は、敷地面積約1万平方mに「キャナルシティ博多」の約3分の1の延べ床面積約7万平方m規模を計画。施設の中身やフロア数などの詳細は未定だが、「既存のキャナルシティ博多のリニューアルを含めて、新棟のプランを検討している段階。地権者とも協議しながら慎重に進めている」(八木社長)という。開業時期は、新博多駅ビルが完成する2011年を目安としながらも「あくまでコンセプトの確定が先決。早ければ来年度中の着工を目指すが、開業時期を最優先して工事に入ることはない」(同)という。
 同社は1961年7月設立。資本金は20億円。従業員は197人(07年9月末)。07年5月期の売上高は347億円。
 八木社長は広島県出身。45年7月3日生まれの62歳。東京大学法学部卒。