NEWS

  • 地域

キャナル改装のテナントクローズで減収減益  福岡リート投資法人    13年2月期は増収増益見込む


 福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、茶木正安執行役員)の2012年2月期(11年9―12年2月末)決算は、売上高にあたる営業収益が前期比1・6%減の69億31百万円、経常利益は同1・8%減の20億46百万円で減収減益だった。
 保有する「キャナルシティ博多」の南側棟「サウスビル」などでの大規模改装のため、工事期間中の賃料収入が減少したため。営業利益は同3・4%減の26億37百万円。当期純利益は同1・8%減の20億45百万円。保有する物件全体の期中稼働率は99・1%で、配当にあたる1口当たりの分配金は予想より321円多い16621円だった。
 12年8月期は改装工事によるテナントクローズの影響もあるものの、3月に福岡市内の賃貸マンション2棟を取得したことによる賃料増で、営業収益は前期比2・5%プラスに転じる見通し。また、2013年2月期は「サウスビル」の改装後にテナントが稼働することから12年8月期比で増収増益を見込む。