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カナダ企業と洋上風力発電事業で提携 自然電力


合弁会社設立し千葉で事業着手へ

自然エネルギー発電事業、電力小売りの自然電力㈱(福岡市中央区荒戸1丁目、磯野謙社長)は11月18日、洋上風力発電事業をグローバル展開するノースランド・パワー(本社・カナダオリエント州)と協業していくことで合意した。
両社はこれに伴い出資比率50:50の合弁会社「千葉洋上風力発電㈱」を設立。今後千葉県沖で約600MWの洋上風力発電事業を進めていく。自然エネルギーの導入を進めていく日本政府の目標と「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」(再エネ海域利用法)の可決を受け、日本の洋上風力発電市場の機運が高まる中、今後国内での洋上風力発電事業を加速させる。
ノースランドパワー社では「急成長する日本の洋上風力発電事業に参入でき嬉しい。今回の提携は両社の強みを組み合わせ、ともに素晴らしい成果をもたらすための好機」と話している。一方の自然電力の長谷川雅也社長は「自然エネルギーの拡大に共感してもらえる世界の仲間と未来を作っていく。その想いをアクションにつなげ、具体的で影響力のある変化をもたらせる一歩にしたい」と話している。

2019年12月10日発行