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“オリジナルホテル全国100カ所”を構想 KFT


1号店18年7月開業

冷暖房システムの光冷暖などを展開するKFT㈱(福岡市博多区、二枝たかはる社長)は2020年までにオリジナルブランドのホテル「great morning(グレイトモーニング)」の全国100カ所展開を目指す。

7月14日に開催した経営方針発表会で明らかにしたもの。18年7月、福岡市博多区店屋町の本社跡地に開業する1号店を皮切りに全国展開する。ホテルには同社が開発した冷暖房システム「光冷暖」や高級寝具メーカーのイワタ(京都市、岩田有史社長)とコラボした羽毛布団、大学機関などと開発した特殊ライトを導入し、目覚めにこだわった空間を演出する。二枝社長は「これからの時代をリードするホテルとして開業し、10年間で世界300カ所への展開も目指していく」と話している。

同社は1999年3月設立。資本金1億円。従業員約140人。

現在計画しているホテルは、敷地面積313㎡。建物は9階建てで、延べ床面積が約1400㎡。総客席数は35室で、2〜5階がシングルのフロアで各フロア6室、6〜7階がツインのフロアで各4室、8階がスイートで2室、9階がグランドスイートで1室。ビジネスホテルよりもワンランク上のホテルを構想する。

2017年8月1日発行