エクスペリサスと資本業務提携　ＪＲ九州

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週刊経済2025年10月22日発行号

九州で高付加価値な旅行体験の創出を加速

九州旅客鉄道㈱（ＪＲ九州、福岡市博多区博多駅前３丁目、古宮洋二社長）は１０月７日、インバウンド富裕層向けに特化した高付加価値な体験・販売事業を手掛けるエクスペリサス㈱（東京都渋谷区、丸山智義代表取締役ＣＥＯ）と資本業務提携を締結した。

これは、九州全域で高付加価値な旅行体験の開発を推進し、世界中の観光客に九州の魅力を「旅・体験」という形での発信を強化する狙い。エクスペリサスの事業は、ＪＲ九州のインバウンド富裕層向け観光事業「ＪＲ九州 プライベートトラベルサービス」とターゲットや商流が近接しており、相互送客や相互補完関係を構築することで取り組みの強化と高度化を図る。さらに、良質かつ安定的な販路拡大や人材育成を推進し、九州における地域との関係性を生かした体験開発と販売をより一層加速させる方針。

エクスペリサスは２０１７年１月設立。組織規模は４２人（今年９月時点、外部パートナー含む）。高付加価値体験の開発・販売や訪日富裕層市場において ＢｔｏＢプラットフォームの提供を手掛ける。