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ウエディング事業受託の子会社設立 サンケイプランニング 受付や集客業務を受託
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人材派遣業の株式会社サンケイプランニング(福岡市中央区薬院3丁目、足立寛之社長)は11月8日、ウエディング事業受託の子会社A&Hプロデュース株式会社(同区天神2丁目)を設立した。
社長には足立寛之サンケイプランニング社長が就任。資本金100万円。従業員10人。これまでサンケイプランニングではブライダルプランナー向けの講座などを実施していたが、子会社を設立し、ブライダルカウンターでの受け付け業務やブライダルフェアなどで接客から成約までの集客業務を受託する。ブライダルプランナーは、顧客の都合に合わせた打ち合わせや雑務の多さなど、職場環境の厳しさから離職率が高く、人手不足が課題となっている。そこで同社では企業間取引として業務受託の形態を採ることで、業務量の調整や残業時間の削減を図るとともに、産休制度の確立などでプランナーが長く働ける職場環境を整える。プランナー経験者を中心に人材を募集し、20年以上結婚式業界に従事する山根祐紀執行役員がサービスや営業技術を研修・フォローする。今後は親会社のサンケイプランニングと連携した人材教育も計画している。すでに市内の式場やホテルと提携し業務をスタートしており、瀬戸真喜チーフウエディングプランナーは「ウエディング業界で働く人の価値観や意識を変えていきたい」と話している。
サンケイプランニングは2000年1月設立。資本金1000万円。従業員約750人。