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インド最大手地図会社と業務提携  ゼンリン    近く資本提携で子会社化


 住宅地図出版の株式会社ゼンリン(北九州市小倉北区室町、高山善司社長)は6月16日、インド最大手の地図会社CE Info Systems Pvt. Ltd.(ニューデリー市、以下CE社)と業務提携した。
 近代化に伴い地図需要の拡大が見込まれるインド市場への進出を目的としたもの。CE社のブランド「MapmyIndia」を用いた営業展開などを計画する。協業体制の強化を図るため、近く資本提携も視野に入れており、将来的にCE社はゼンリンの持ち株適用になる予定。ゼンリンはこれまで欧州、中国などで事業を展開してきたが、東南アジアへの進出は初めて。
 CE社は92年設立。従業員数は650人。インド全土のデジタル地図の整備、販売を主業務に、自社ブランドのカーナビデータなども提供している。