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インドに耐火物「マッド」の生産プラント建設 黒崎播磨 投資額は約3億5千万円
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耐火物製造大手の黒崎播磨株式会社(北九州市八幡西区東浜町、浜本康男社長)は7月26日、インドの耐火物製造子会社で2億インドルピー(約3億5千万円)をかけて、耐火物「マッド」の生産プラントを建設することを決めた。
同社は5月に、インドのタタグループから耐火物製造会社を買収し、インド市場に参入。同国の鉄鋼需要の高まりを受け、より需要の高い耐火物製品を投入するため、今回の設備投資を決めた。マッドは高炉の出銃口の閉塞用に使用する粘土状の耐火物で、鉄鋼需要と平行して今後の利用拡大が見込めるという。場所はオリッサ州のベルバハール工場内で、生産能力は年間1万8千トン。タール系マッドとレジン系マッドの2種を生産する。操業開始は来年9月の予定。

