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アスベスト調査向けにX線透析装置導入へ 太平環境科学センター


週刊経済2021年3月23日発行

約2千万円投じ

水質、土壌などの分析、測定業務を手掛ける㈱太平環境科学センター(福岡市博多区金の隈2丁目、坂本雅俊社長)は、5月までにアスベストの調査・分析業務向けのX線透析装置を導入する。
震災などで倒壊した建物からの飛散が問題となっているアスベストの除去、封じ込め、囲い込みなどの措置ニーズが高まる中、2020年4月にアスベスト調査・分析業務をスタート。着実に実績を積み重ねてきたことを受け、新たにX線解析装置を導入。従来の光学顕微鏡などと組み合わせることで、より正確な分析が可能となる。投資額は約2千万円を見込んでおり、今年度中の5月までの導入を目指す。