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アスベスト分析業務を本格化 太平環境科学センター


週刊経済2021年10月26日発行

体制面充実で

水質、土壌などの分析、測定業務を手掛ける㈱太平環境科学センター(福岡市博多区金の隈2丁目、坂本雅俊社長)は、今後アスベスト分析事業を強化する。
建物からの飛散が問題となっているアスベストの除去、封じ込め、囲い込みなどの措置ニーズが高まる中、2020年4月にアスベスト調査・分析業務をスタート。着実に実績を積み重ねる中、今春にはアスベストの調査・分析業務向けのX線回析装置の導入、さらに9月には専門知識が要求される分析技術の評価区分で最高となる「石綿分析技術評価事業」のAランク認定者を二人出すなど、ハード、ソフトの両面での充実を図っている。
坂本社長は「事業の本格化に向けた準備は整った。これを弾みに展開を強化し、新たな収益基盤の確立を目指したい」と話している。