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アイランドシティに本社機能移転 九州日新


新物流センター事業を拡充

総合物流業の㈱九州日新(福岡市東区多の津1丁目、中谷文治社長)は、2月25日付で同区香椎照葉3丁目に本社および通関・国際海上輸送部門を移転する。
同社は今年8月の完成をめどにアイランドシティ(同区みなと香椎3丁目)に5階建ての物流センター「九州日新アイランドシティロジスティクスセンター(仮称)」を建設しており、今後、同センター事業を拡充していくのに伴い移転するもの。新本社はアイランドシティ中央公園南側のシーマークビル2階で、本社管理部と通関部、営業第二部海上輸送課が移る。現本社には内陸倉庫部門の営業第三部、引越事業所が残る。
物流センターの概要は敷地面積1万4702㎡。鉄骨造5階建て(倉庫4階建)で、延べ床面積が2万2784㎡。冷蔵、定温、常温の3パターンの倉庫に加えて保税エリアや書庫エリアなどを備える。アイランドシティという立地上、食品や自動車部品、半導体部品など輸出入関連の貨物を中心に取り扱う予定で、すでに約1/3のスペースは大手物流会社の入居が決まっている。
九州日新は、東証1部上場の独立系総合物流業・㈱日新(横浜市)の百%子会社として2003年6月に設立。資本金は2億5000万円。倉庫業、一般貨物運送業を主業務に、通関・国際貨物輸送、引越業、機密文書リサイクル処理などを手がける。売上高は約28億円、従業員数は約100人。

2019年2月19日発行