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わさび生産加工販売会社など2社を子会社化 モロフジホールディングス


10月31日付

包装資材メーカーの㈱モロフジ(筑紫野市、諸藤俊郎社長)などを傘下に持つモロフジホールディングス㈱(同社長)は10月31日付で、佐賀県のわさび生産加工販売会社・㈱多良岳(佐賀県藤津郡太良町)と就労継続支援A型事業の合同会社ゆぶねの郷(同所)2社の全株式を取得し、子会社化した。
同社は、農産物を生産販売するモロフジファーム㈱をグループ会社に持っていることから、今回のわさび生産加工販売会社を取得することで、販売する農産物の拡大を図っていく。また、従来から㈱多良岳の隣接地で野菜の梱包などをしていた合同会社ゆぶねの郷も同時に子会社化することで、業務効率化を図っていく。合同会社ゆぶねの郷は、モロフジホールディングス傘下の㈱モロフジケミカルの業務を受託し、生産性向上を狙う。子会社化した2社の社長には、㈱モロフジの諸藤俊郎社長が就いた。
同社では「九州で最も広いわさび農園。観光農園としても一般見学にも対応している。年間を通して栽培可能なので、今後さらなる事業拡大を図っていきたい」と話している。

2019年11月12日発行