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みやま市に九州最大規模の太陽光発電所が完成  芝浦グループHD    年間4350世帯分を発電


 太陽光発電システム設計・施工の芝浦特機株式会社など5社を統括する芝浦グループホールディングス株式会社(北九州市小倉南区上石田4丁目、新地哲己会長)がみやま市高田町に建設していた太陽光発電所が、3月21日に完成した。運転開始は3月29日から。発電出力は23メガワットで九州最大規模となる。
 事業費約74億6000万円をかけ、有明海沿いの旧三井三池炭鉱有明鉱跡地に建設していたもので、同社開発の7カ所目のメガソーラーとなった。名称は「九州ソーラーファーム7 みやま合同発電所」。事業用面積は33万594平方mで、13区画に区割りして13社に分譲した。設置パネル枚数7万8960枚。年間予想発電量は2447万キロワットで、一般家庭約4350世帯分の年間電力を賄えるまた4月には鞍手郡鞍手町に4・2メガワットの太陽光発電所「鞍手発電所」が完成する。新地会長は「多くの企業に支えられて完成できたことを感謝したい」と話している。
 同社は2010年8月設立。資本金4億540万円。