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まちづくり事業本部新設など組織改正 西日本鉄道


週刊経済2026年3月25日発行号

第17次中計の始動に合わせ

西日本鉄道㈱(福岡市中央区天神1丁目、林田浩一社長)は、「まちづくり事業本部」を新設するなど4月1日付で組織を改正する。

今回の組織改正では、4月からの第17次中期経営計画の始動に合わせ、鉄道・バス沿線におけるまちづくりの推進、新規開発機能と既存施設の運営機能を分離、強化するほか、海外不動産事業の拡大に伴う体制強化、鉄道・バス・次世代モビリティといった交通モードの最適化、AI技術を積極的に活用した生産性向上や新たな付加価値創造に向けた体制を整える。

具体的には、「まちづくり・交通・観光推進部」のまちづくり機能と沿線開発事業本部「企画開発部」、天神開発本部「天神みらい戦略部」の新規開発機能を統合し、沿線のまちづくりや開発の推進に注力する「まちづくり事業本部」を新設する。沿線開発事業本部「ビル・SC事業部」と天神開発本部「ONE FUKUOKA BLDG.部」を統合し、沿線の価値向上や不動産運営を担う「沿線プロパティマネジメント本部」を新設する。「海外開発事業部」を強化するため、「海外開発事業本部」へ移行し、事業の統括や戦略立案を行う「計画部」と、進出国での事業推進を担う「企画開発部」の二部体制とし、進出国ごとの投資配分の最適化、統制強化を図る。

「まちづくり・交通・観光推進部」の交通関連機能(総合交通体系構築に係る戦略・計画立案等)と、「自動車事業本部未来モビリティ部」の持つMaaSやAI活用型オンデマンドバスなどの次世代モビリティサービス関連の機能を統合し、「未来モビリティ戦略推進部」を新設。このほか、観光戦略機能を「グループ営業企画部」に移管。西鉄観光バス㈱の吸収合併に伴い、自動車事業本部内に「観光・高速事業部」を新設。「新領域事業開発部」において「資源エネルギー」と「農業関連」それぞれの分野での体制を強化。部門横断のプロジェクト組織「生産性革新プロジェクト」を発足するなどの組織改正を実施する。