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「若年者ものづくり競技大会」で金賞と銀賞 九州職業能力開発大学校
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週刊経済2025年8月20日発行号
10月の技能五輪大会に出場
厚生労働省所管の九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、近藤孝広校長)は8月3日と4日に開催された「第20回若年者ものづくり競技大会」に出場し、2種目で金賞と銀賞を受賞した。
中央職業能力開発協会(東京都豊島区、大橋徹二会長)が職業能力施設や工業高等学校など企業に就職していない原則20歳以下を対象に、技能向上や裾野の拡大を目的に毎年開催しているもの。今年は「あなぶきアリーナ香川」(高松市)を主会場に「メカトロニクス」や「機械製図」、「旋盤」など15部門の競技を実施。同大学校では、工場の生産工程自動化システムの競技用モデル改造、メンテナンス、保守などを作業する「メカトロニクス」部門で20チーム中1位の金賞/厚生労働大臣賞を獲得。また、金属製の工作物を加工する「フライス盤」で26人中2位の銀賞を獲得した。なお、同大学校は10月17日~20日に愛知県で開催される「第63回技能五輪全国大会」で「メカトロニクス」部門に出場する。
同大学校では「学生の日々の実習、訓練の成果が発揮され大変喜ばしい」と話している。

