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「家事をほぼ一人でやっている」が4割  ビスネット   消費者100人調査


 消費者動向調査・コンサルティングの株式会社ビスネット(福岡市中央区天神3丁目、久留百合子社長)は、7月28日、家事に関する調査結果をまとめた。調査対象の4割が「家事をほぼ一人でやっている」ことがわかった。
 これは同社が実施している消費者動向調査の一環として行ったもので、「家事をどのていどやっているか」では39%がほぼ一人でやっていると答えた。「家事を効率的に行うために工夫していることはあるか(3つまで選択)」ではすきま時間を上手に利用するが50%と最も高く、次いで、買い物をまとめておこなうが37%だった。また「家事代行サービスを利用したことがないが今後利用してみたいサービスは何か」では、季節の変わり目などに行うハウスクリーニングが52%と最も高く、次いで庭の手入れが18%。家庭でできないプロのサービスや作業が大変なものに興味があるということが伺える。また、自由記述欄には、「整理整頓やワードローブ管理の外注サービスがあれば利用してみたい」や「勧誘電話などがあるが、信用できるかどうか判断に悩み結局受けたことがない」などの意見があった。久留社長は「家事という生活に入り込むサービスなだけに、価格も加えて信頼が一番大事な選択要素になっている。時代の流れとして受け入れる傾向にあるが、まだ一歩踏み出せない人が多いという印象を受けた」と話している。同調査は09年6月17日から6月19日にかけて全国の消費生活アドバイザー100人を対象に、メールによる回答選択方式および自由記述で実施した。