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「イカす!めんたい寿司」が金賞に ふくや
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週刊経済2025年1月15日発行号
日本食糧新聞社主催の総菜・べんとうグランプリで
辛子明太子メーカーの㈱ふくや(福岡市博多区中洲2丁目、川原武浩社長)が販売するイカと粒明太子を使った押し寿司「イカす!めんたい寿司」が12月、日本食糧新聞社が主催する第16回 惣菜・べんとうグランプリ2025の「わが社自慢の惣菜・べんとう部門」において金賞を受賞した。今回は過去最高の1408点の応募があり、同部門では9点が金賞だった。
「イカす!めんたい寿司」は2023年12月から販売を開始し、1年間での累計販売数は9万5千個を超えている。イカと酢飯の相性を考え、新たに開発した粒立ちの良い明太子を使った押し寿司で、甘味の強いヤリイカに隠し包丁を入れる手間をかけて旨みを引き出したのが特徴という。SNSやTV、雑誌などでも多く取り上げられている。受賞商品(即食タイプ)は、箸・手拭き・醤油・ガリがセットになっており、一口サイズに切り分けられているので旅行中の機中や車中、宿泊先のホテルでもすぐに食べられる。価格は1本1400円(税込)。関連商品として電子レンジや水(ぬるま湯)で解凍できる冷凍タイプもある。同社では「「ありそうでなかったイカと粒明太子の押し寿司。新しい博多名物を味わってほしい」としている。
惣菜・べんとうグランプリは、惣菜・デリカ・中食業界の総合見本市「ファベックス」の特別企画として、2010年から毎年実施しているプロ向けの商品コンテスト。惣菜・弁当のスペシャリスト・専門家・業界団体から構成された審査委員会により、全国から応募された商品の中から金賞・優秀賞ほか各賞を決定している。