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「まちづくりアワード」でグランプリに高島福岡市長 福岡商工会議所


週刊経済2023年12月19日発行号

特別審査員賞にアビスパ福岡

福岡商工会議所(福岡市博多区博多駅前、谷川浩道会頭)は12月11日、THEATER010(同区住吉)で、第1回の「魅力あるまちづくりアワード」を開催した。
「福岡の魅力を自画自賛する」をコンセプトに、人、コトなどの分野ごとに福岡のまちづくりに貢献した人物や団体を表彰するもので、同会議所の魅力あるまちづくり委員会(委員長・金子直幹福岡トヨタ自動車社長)が企画を手掛けた。第1回のグランプリを受賞したのは、高島宗一郎福岡市長。天神ビッグバン、博多コネクティッドなどのプロジェクトで、まちの機能強化とにぎわい拡大に大きく寄与した功績が評価された。「ひと部門」は、情報番組等で積極的に福岡の魅力を発信し続けている芸人コンビ、「博多華丸大吉」が選ばれたほか、「こと部門」では6月に全館開業した再開発ビル「福岡大名ガーデンシティ」が選ばれた。さらに、審査員特別賞として、ルヴァンカップの初優勝で地域を盛り上げたアビスパ福岡が選出。優勝時点で選考を締め切っていたため、急遽この賞を設けたという。
グランプリを受賞した高島市長は会場にビデオメッセージを届け、「本当に、この受賞は嬉しい。先人の方々や多くの市民、事業者を含む、福岡のまちづくりに関わってきた全ての方を代表して、私が今回受賞したのだと捉えている。この取り組みをきっかけに、多くの方がまちづくりの主役として活躍されることを願っている」とコメントを寄せた。谷川会頭は「変化が著しい時代だからこそ、『郷土愛』を育むための活動に力を入れていきたい」と話している。