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OA機器リユース事業を開始  ベスト電器    09年春以降は東南アジアも視野に


 地場家電量販大手の株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、濱田孝社長)は、10月から中古パソコンやデジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどデジタル家電関連製品のリユース(再利用)事業を始める。
 同社では2006年7月に中古OA・通信機器販売の株式会社アンカーネットワークサービス(東京都葛飾区、碇隆司社長)と資本・業務提携を締結。中古パソコンの買取り・下取り業務、デジタル家電の各種サポート事業、ITソリューションを活用した経営基盤強化を図るのが狙い。まずは国内を中心にパソコン、デジタル家電関連製品の店頭買取りおよび下取り業務、データ消去、適正処理による再商品化、再商品化した中古商品の店頭販売およびアフターサポート、同事業におけるCO2排出抑制効果の測定を実施する。また、同社では09年春以降をめどに東南アジアの店舗ネットワークを活用したリユース事業を計画している。同社では「国内外店舗網によるグローバルな循環型モデルのリユース事業は家電量販店では初めての試み。今後、CO2排出抑制効果について測定結果を公表するなど、環境保全活動を強化していきたい」と話している。