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JR博多駅構内に「うちのたまご」直売所を2月20日開設  JR九州グループ    2月1日からネット販売も


 九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、唐池恒二社長)と鶏卵生産、販売子会社のJR九州たまごファーム株式会社(飯塚市弥山)は2月1日から独自ブランドの高付加価値卵「うちのたまご」のインターネット販売を開始し、同20日にはJR博多駅構内に卵かけご飯を食べられる直売所をオープンする。
 JR九州は09年から進める農業参入第4弾として昨年8月、グループ会社が所有する飯塚市弥山地区の土地約4千平方mに開放式鶏舎6棟の建設に着手し、養鶏事業に参入。富山県高岡市の養鶏事業者で、栄養価の高い高付加価値卵の生産で有名な株式会社セイアグリーシステム(伊勢豊彦社長)の技術指導で、親鶏の健康にこだわった安全、安心で高品質な卵の生産に取り組んでいる。販売価格は、6個入り1パックが378円、10個入り1パックが630円(税込)。
 インターネット販売は、JR九州たまごファームのホームページから販売を受け付ける。博多駅直売所は専門店街「マイング博多駅」の東急ハンズ側にオープン。同たまごを使った卵かけご飯も1食5百円で提供する。このほか、飯塚市弥山のJR九州たまごファーム養鶏場内の直売所では、午前11時~午後4時まで販売し、ばら売りにも対応。また、飯塚市弥山のゴルフ場「JR内野カントリークラブ」フロントでも1月25日から販売する。
 「うちのたまご」は、鶏舎が旧長崎街道の宿場町だった内野宿に近いことや、『わが家の卵』のイメージから命名した。JR九州たまごファームでは、5月中旬に全6棟のひなを導入し、6月中旬にフル生産する計画。