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JR博多シティの工事進ちょく率は約80% JR九州 来年1月から2月にかけ完成
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JR九州(唐池恒二社長)が建設中の新博多駅ビル「JR博多シティ」の工事進ちょく率は、10月20日現在で約80%に達していることが分かった。
外壁工事はほぼ完了。現在、屋上とビルの内装工事、博多阪急が入居する南側駅前広場に取り付けられる大屋根の設置作業などが行われている。建設工事は来年1月から2月にかけて完成。九州新幹線全線開業前の3月初旬までに防災点検や訓練、商品の搬入作業などを終了させる。
博多駅開発本部長の馬場義文取締役は「タイトなスケジュールだが、工事は順調に進んでいる。3月初旬のオープンに向け最善を尽くしていきたい」と話している。
JR博多シティは地上10階、地下3階建て延べ床面積は約20万平方m。旧駅ビルに比べ6倍以上の大きさ。06年4月に着工、09年12月22日に上棟式を行い、10年3月17日に名称を決定した。躯体や外壁工事に使用していた8基の大型タワークレーンは7月3日までに撤去された。百貨店の博多阪急、総合雑貨店の東急ハンズ、シネマコンプレックスのティ・ジョイはじめ、飲食や物販、サービスなど2百店以上の専門店ゾーン「アミュプラザ博多」、九州大学ビジネススクールやエフエム福岡のサテライト施設などが入居する。