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JR久留米駅の東西自由通路を一部供用開始 久留米市 観光案内所、地場産くるめ店舗もオープン
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久留米市(楢原利則市長)は4月3日、JR久留米駅(同市中央町)に建設していた東西自由通路の一部を供用開始した。
東西自由通路は、来年3月の九州新幹線全線開業で在来線、新幹線両駅舎の橋上化に伴う連絡通路として、市が駅周辺整備事業の一環で整備を進めてきた。総工費は約19億9千万円。07年12月に本格着工、3月末に完成した。
4月3日の始発列車から在来線駅舎の営業が始まり、東口からの利用を開始した。鉄骨造り2階建てで、全長百メートル、幅員約10メートル。建築面積約16百平方m、延べ床面積約18百平方m。東西両側にエレベーター1基、エスカレーター4台、トイレを1カ所ずつ設置したほか、改札口正面の通路側に観光案内所と地場産くるめ(財団法人久留米地域地場産業振興センター)のアンテナショップが3日から営業を始めている。市では、6月上旬をめどに西口からの利用開始を予定している。
JR久留米駅周辺では、総事業費約140億円をかけ、市の駅前周辺整備事業が急ピッチで進んでおり、東西自由通路のほか東西駅前広場、アクセス道路、西口立体駐車場、新幹線高架下の側道を整備する。