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IWCの本醸造酒の部門で福岡トロフィー受賞 喜多屋 2年連続
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酒造業の株式会社喜多屋(八女市本町、木下宏太郎社長)は5月14日、ロンドンで開催されたワイン品評会・インターナショナルワインチャレンジ(以下、IWC)の本醸造酒の部門で福岡トロフィーを受賞した。同品評会での受賞は2度目。
今回受賞したのは「本醸造 蒼田」(720ml、1000円~)。本醸造酒の部門で、全44品から金メダルとして選ばれた3品の中から、福岡トロフィーとして選出された。木下社長は「出品した蒼田には糸島産の山田錦を使用しており、再び米、水、造り手がオール福岡で受賞できたことは非常にうれしい」と話している。
IWCは毎年1万2000銘柄を超えるワインが出品され、世界的に影響力の強いコンペティションとして知られている。第一線で活躍するワインの専門家約400人が審査員として参加し、日本酒部門は2008年から設けられた。
同社は1951年1月設立、資本金2000万円、売上高約11億円、従業員数50。昨年のIWC2013で「大吟醸 極醸 喜多屋」が日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」を受賞している。木下社長は八女市出身、1962年9月22日生まれの51歳、東京大学農学部農芸化学科卒、趣味はカメラ。